HPグラウト工法
完全注入工法で、無機系、有機系の注入剤を自在に注入可能とした信頼性の高い工法です。
HPグラウト工法とは、岩清水産業が独自開発し特許を取得した補修装置用ノズル”グラウトガン”を使用し、ひび割れやジャンカに対して注入圧力を自由に調節して注入剤を注入し、小さなひび割れを補修するとともに、水の浸入や漏水等を防ぐための工法です。(特許第3525108号)
従来の低圧注入のものであれば、0.25mm以下の亀裂には対応できなかったが、開発した補修装置用ノズル”グラウトガン”は0.05mm位までの亀裂に注入することができて、さらに、表面、中間、深部に分けて、自由に注入圧力を変えることができる画期的な製品であります。
この工法の特徴は補修装置用ノズル”グラウトガン”を使用することにより細密なひび割れやジャンカ個所の補修ができることにあります。
HPグラウト工法の特徴と魅力
本工法は補修装置用ノズル”グラウトガン”を使用することにより、次のような特徴があります。
0.05mm位までの亀裂に注入ができ、細密なひび割れやジャンカ個所の補修ができる。
表面、中間、深部に分けて、自由に注入圧力を変えることができる。
あらゆる注入材料対応
注入剤は速攻性以外のものであれば、コンクリート系から樹脂系まであらゆるものに対応できる。
経費の節減
従来工法では建物の外部からの補修が主であるが、この工法では内部からの補修することができる(足場設置不要)
HPグラウト工法の適用範囲
【1】施工箇所全体がコンクリート構造物であること。
【2】液剤注入深部が約1メートル以内であること。
【3】極度に変荷重がかからないこと。
【4】注入圧力の設定及び注入材料の決定には、当工法の研修を受けた技術者が必要である。(亀裂状態・作業環境により、圧力、注入材料が変わる為)
●土木構造物
- 橋などのスラブの浮き。剥離補修
- コンクリート構造物の漏水補修(トンネル、ダム、上水道のタンク、地下施設など)
- コンクリート構造物のクラック補修(強度維持)
●RC構築物
- 建築物全般の漏水補修(外壁、屋根、浴室などの水周り)
- 建築物のクラック補修(強度維持)