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C-ONE工法

C-ONE工法はISO分類の現場硬化管でのライニングに属します。現場硬化管を英語で Cured in place pipe といい、その頭文字を取りCIPPと呼ばれています。
C-ONE工法を開発し、工法の命名をする際に、現場硬化管を使用している数ある工法の中で、1番の工法になりたいという思いから、C-ONEと命名されました。

C-ONE工法の技術の概要

C-ONE工法は、外表面にプラスチックフィルムを溶着させたポリエステルフェルト に熱硬化性樹脂を含浸したスタンダードタイプと、ポリエステルフェルトにグラスファイバーを複合させて熱硬化性樹脂を含浸した高強度タイプの2種類の更生材があり、老朽化した本管および取付管に反転挿入し、温水により更生材を加熱硬化させ、既設管路内にプラスチックパイプを築造し、老朽化した管きょを更生する技術です。
施工は現場の状況、施工条件等より、反転ステージを設置するなどして、更生材を水圧・空気圧により反転挿入させます。反転終了後は更生材を空気圧で拡径し、一定の圧力を保持した状態で温水を循環させ、熱硬化スケジュールに従い更生材を加熱硬化させます。
取付管の施工は、スタンダードタイプのみとなりますが本管更生前や後でも施工可能であり、水密性を要する一体化した更生管渠の形成が可能です。

C-ONE工法の適用範囲


呼び径
施工延長
施工条件 備 考
本管 200 ~ 1100
(100 ~ 1350)
100m
(370m)
浸入水 0.03MPa,2L/min
滞水 50mm 管ズレ 30mm
隙間 100mm 屈曲 10°
呼び径・施工延長の上段は
公的機関の認証値で、
()内は実績値となります。
取付管 150 ~ 250
( 75 ~ 250)
20m
(25m)
浸入水 0.03MPa,2L/min
管ズレ 15mm 隙間 50mm
曲がり60°以内